仮義足リハの現場では理学療法士が義足のアライメント調整をしなければならないことも多いと思います。
アライメントは角度だけで全て調整しようとすると難しい(特に苦手な人はここで挫折します)ので、スライドアダプターを活用した方がいいです。
義肢装具士さんにスライドアダプターを組み込んだ義足を作ってもらいましょう(設置スペースの関係でスライドアダプターが入らない場合もあります)。
スライドアダプターを入れることでソケットを前後左右に動かすことができるようになるのでアライメントの調整がしやすくなります。
義肢装具士は仮義足のリハビリ中にアライメントを最終検討し、完成品の仮義足製作に生かすことができます(ソケットの設置角度、シャトルロックやラミネーションアンカーの取り付け位置等)。