義足と義手のリハビリテーション

切断のリハビリテーション医療

足関節・足部における「外がえしと内がえし」および「回外と回内」の定義

日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会、日本足の外科学会の3学会によるワーキンググループから、足関節・足部における「外がえしと内がえし」および「回外と回内」の定義が発表されました。2022年4月1日から正式に発効となる予定です。

外がえしと内がえし

外がえしeversion/内がえしinversion

足関節・足部に関する前額面の運動で、足底が外方を向く動きが外がえし、足底が内方を向く動きが内がえしである。

回外と回内

回外supination/回内pronation

底屈, 内転, 内がえしからなる複合運動が回外、背屈,外転,外がえしからなる複合運動が回内である。

 

海外の定義に合わせた改訂です。しばしば混乱を生じていた用語なので改訂されてよかったと思います。