義足と義手のリハビリテーション

切断のリハビリテーション医療

【用語】主「動」筋なのか主「働」筋なのか

筋肉はその働きから2種類に分けられます。

主動筋

主動作筋(しゅどうさきん)とは、筋肉運動の際に主となる筋肉のことである。主動筋(しゅどうきん)、主力筋(しゅりょくきん)、アゴニスト(英agonist)と呼ばれる。

主動作筋 - Wikipedia

拮抗筋

拮抗筋(きっこうきん)とは、筋肉運動の際に反対の動きをする筋肉のことである。アンタゴニスト(英: antagonist)と呼ばれる。

拮抗筋 - Wikipedia

これらの働きについては日本パワーリフティング協会のページが分かりやすいです。

筋肉の機能|主働筋と拮抗筋の関係と主な筋肉の一覧

それで、タイトルの主"動"筋なのか主"働"筋なのかについてです。

ネット上には2種類とも存在しています。

"働"くという単語を使うと動作という意味が出てより適切なのかと思ったのですが、違う答えが見つかりました。

日本整形学会の用語集によると、、、主動筋だそうです。

はっきり言ってどちらでもいい、というのが一般的な答えになるかもしれませんが、公の文章などではできるだけ正しい用語を使ったほうがいいかと思います。

少なくとも整形外科関連の学会などでは主"動"筋を使った方がよさそうです。