義足と義手のリハビリテーション

切断のリハビリテーション医療

高活動者向け大腿義足処方例と大腿義足ソケットの処方方針

最近の大腿義足の処方例です。

切断原因は労災事故による外傷です。

仮義足(訓練用仮義足)になります。

K4レベルの患者さんだったため、処方内容は高活動者向けの構成になっています。

切断後初期のボリューム変化の影響を考慮してこれまで仮義足のソケットは基本的に四辺形ソケットにしていましたが、最近はいろいろな方の意見を踏まえて考え方を少し変えました。

  1. キャストソケット義足は四辺形ソケット
  2. チェックソケット義足でIRCソケット(症例により可能なら)
  3. 仮義足もIRCソケット

という方針に変更し、仮義足のソケットは可能であればIRCソケットにすることにしました。しばらくこの新しい方針で行きたいと思います。