義足と義手のリハビリテーション

切断のリハビリテーション医療

低活動

低活動者用の下腿義足処方例:カフベルト懸垂とクッションライナー

低活動者用の下腿義足。仮義足の処方例です。 合併症に 糖尿病 閉塞性動脈硬化症 慢性腎不全で透析 があります。 処方内容は カフベルト懸垂 クッションライナー 足部:Jフット です。 ポイントはカフベルト懸垂とクッションライナーを選択していることです…

認知症がある場合の義足処方

認知症は義足の適応を難しくする要因の一つです。 なぜなら義足を自分で管理する(自己管理)ことができなくなるからです。 ライナーをいつも正しく装着するとか、義足の向きを間違わずに履くとか、認知症の方を見たことがない人には想像がつかないような問…

【義足処方例】下腿切断(K1レベル)カフベルト懸垂

80代男性 糖尿病合併 Kレベル:K1 目標移動能力:屋内をピックアップ歩行器を使って義足歩行自立 義足の着脱を自立することやシリコーンライナーの管理を自立することもリハビリの大きな目標の一つでした。 約3ヶ月で目標を達成して退院されました。 1D10ダ…

低活動の下腿義足(仮義足)でカフベルト懸垂を推奨する理由

世の中で一番よく使われているのはピンロック懸垂という懸垂方法ですが、低活動下腿切断者はPTBカフベルト懸垂の方が安全と考えています。 その理由は、低活動の糖尿病患者さんはピンの向きを適切に合わせる、ライナーの先端空気を入れないようにライナーを…